社長メッセージ

代表取締役社長 小倉 貞彦

歯車ではなく「心棒」に。
変える勇気をもって前進。

時代や環境が変化する社会で、日精の役割とは

当社は2021年に創立75周年を迎えました。私たちは、時代や環境に対応して、人々の暮らしを豊かにするための素材・製品を誠実に提供してきました。商社としてスタートしましたが、お客様の要望に応えるため、加工機能を高め、価値ある商品を提供し続けております。これからも私たちの役割は変わりません。より良い素材をお客様に紹介するとともにお客様が求める形にして提案してまいります。それにより、仕入先や得意先に対し、更には社会に対しても貢献できる「三方良し」の企業を目指してまいります。

受け継がれるDNA

当社を知っていただく上で、変わらず受け継がれる想いをご紹介します。創業当時、創業者が「その時代に必要とされる製品を」と始めたのはアミラン、ナイロンテグスの販売でした。「製品を販売することはその製品の品質や用途等の確認と理解は勿論であるが、納入先のフォローとそれを通して表れた製品の最終消費を見届けることだ」と述べています。その想いは今も変わらず受け継がれ、お取引先様のご支援に感謝し、社員一同、誠実に日々の業務に取り組んでいます。

未来へ 更なる進化への挑戦

当社は様々な製品を取り扱い、多くの用途・業界に提供して、総合力を高めてきました。メーカー機能を高めるために、大分、神戸、中国東莞に自社製造拠点を有し、技術開発、品質保証の充実に努めています。中国(東莞、上海、威海)、香港、シンガポールに販売拠点を有することで、中国、アジア経済圏から世界を見据えた製造・販売を展開しています。今後も独自性をもったモノづくりの強化とグローバルな展開を目指し、新しい商品開発、新しい開発用途への更なる進化へ挑戦していきます。

会社の歯車でなく心棒に。今、会社が人に期待すること。

当社が、これからも時代や環境に誠実に対応していくため、長年培ったお取引先様の信頼関係を継続させ、商社・メーカー機能を発展させていくためには、私たち自身が変わり続ける必要があります。社員には会社に動かされる一つの歯車ではなく、創意工夫により会社を動かす原動力「心棒」となって会社の未来を築いていってほしい、それが個人の成長、会社の成長、そして社会への貢献に繋がると確信しています。

代表取締役社長小倉 貞彦